Genetics and Genomics 雑誌表紙デザインサービス (GWAS)

Journal of Genetics and Genomics

3 February 2023

ゲノムおよびトランスクリプトーム解析により、ホルスタイン種牛の皮下脂肪沈着に関連する重要な遺伝子の同定が可能になります

Hailiang Zhang^a,1, Siyuan Mi^a,1, Luiz F. Brito^b, Lirong Hu^a, Lei Wang^a, Longgang Ma^a, Qing Xu^c, Gang Guo^d, Ying Yu^a,*, Yachun Wang^a,*

10.1016/j.jgg.2023.01.011

この研究の主な目的は、ゲノムデータセットとトランスクリプトームデータセットを統合することにより、高生産乳牛の皮下脂肪沈着を制御する主要な候補遺伝子を特定することです。合計 1,654 頭の遺伝子型が特定されたホルスタイン種の雌牛を使用して、皮下脂肪の沈着に関連する遺伝子を特定することを目的としたゲノムワイド関連研究 (GWAS) が実施されます。続いて、34 頭の牛の RNA 配列データと牛の皮下脂肪沈着の収量偏差に基づいて、加重遺伝子共発現ネットワーク解析 (WGCNA) が実行されます。最後に、皮下脂肪沈着の極端で多様な表現型を持つ 12 頭のホルスタイン種雌牛について、示差的に発現した (DE) mRNA、lncRNA、および示差的に選択的スプライシング遺伝子を取得しました。すべての発見を総合すると、NID2、STARD3、UFC1、DEDD、PPP1R1B、および USP21 遺伝子が、ホルスタイン種牛の皮下脂肪沈着形質に影響を与える最も重要な候補遺伝子であると考えられます。