Cell Host & Microbe 雑誌表紙デザインサービス（新型コロナウイルス感染症）

Cell Host & Microbe

10 June 2020

新型コロナウイルス感染症患者の気道における自然免疫反応の亢進

Zhuo Zhou^1,2,14, Lili Ren^2,3,14, Li Zhang^4,14 ,Jiaxin Zhong^4,5,14 ,Yan Xiao^2,14 ,Zhilong Jia⁶ ,Li Guo² ,Jing Yang^4,5 ,Chun Wang^4,5 ,Shuai Jiang⁴ ,Donghong Yang⁷ ,Guoliang Zhang⁸ ,Hongru Li⁹ ,Fuhui Chen¹⁰, Yu Xu⁷ ,Mingwei Chen¹¹ ,Zhancheng Gao⁷ ,Jian Yang² ,Jie Dong² ,Bo Liu² ,Xiannian Zhang¹² ,Weidong Wang⁶ ,Kunlun He⁶ ,Qi Jin,2 Mingkun Li^2,4,13,* ,Jianwei Wang^2,3,15,*

10.1016/j.chom.2020.04.017

SARS-CoV-2 によって引き起こされた COVID-19 のパンデミックは、世界の公衆衛生と経済に前例のない脅威をもたらしています。 Cell Host & Microbe の今号では、新型コロナウイルス感染症における宿主免疫応答の役割と、免疫病原性免疫応答を治療標的とする可能性の両方に焦点を当てた研究を紹介します。 SARS-CoV2感染時の自然免疫系の役割についてはMcKechnieとBlish (863-869)が論じており、ParkとIwaskaiはコロナウイルスにおけるI型およびIII型IFNの防御的役割と病原性的役割を概説している(870-878)。 Chan et al (879-882)、Giamarellos-Bourboulis et al (992-1000)、Zhou et al (883-890) は、重篤な疾患の潜在的な原因や回復への経路を明らかにするために、新型コロナウイルス感染症患者の免疫サインをプロファイルしています。最後に、Wu ら (891-898) は、SARS-CoV2 を標的とする有望な単一ドメイン抗体を同定するためのプラットフォームを提示しています。カバーアートは、宿主細胞に有害な影響を及ぼしながら、活発な宿主免疫応答（火）がどのように SARS-CoV-2 感染を阻止するかを示しています。